ハナショウブ菖蒲園_ハナショウブ 2005.6.16本日は、相模原北公園に菖蒲園の花です。 あじさいを堪能したあと、公園内を散策していると、池のまわりに花ショウブが植えられている一角がありました。running途中でしたが、画像を描きたくなり、しばし立ち止まり、池の水などをくんで水彩にしました。 絵は相模原北公園にある池の近くの人口の湿地帯にさくハナショウブとカキツバタ(手前)です。 垂れ下がった外花被片(がいかひへん)に脈がはっきり見え、線で描けるほどです。ここでは鉛筆による線となっています。 3枚ともかなり広く、園芸種のようです。 楚々とたつ葉が交差し、緑の背景をつくっており、花が浮き立ちます。 絵の花はペタとしていますが、柔らかく、風にそよぐ感じになっています。 事典: アヤメ、カキツバタ、菖蒲、 アヤメ(Iris sanguinea) 日本各地の山野の湿った地にところに生える多年草。 特徴・・高さ30-60cm。葉は細い剣状で長さは30-50cm。中脈は隆起せず、花より上には伸びません。花は紫色で、3枚の外花被片(がいかひへん)が開いて垂れ、基部に黄色地に紫色の縞模様があります。細い内花被片3枚は立ちます。花径7-8cm。 それほど紫の濃いものです。 カキツバタ(Levigate) 北海道から九州までの山野の水湿地に生える多年草。 特徴・・高さ40-80cm。葉の幅はアヤメやノハナショウブより「広く、中脈は隆起しません。花は青紫色か紫色で、外花被片(がいかひへん)の基部に白色から黄色の斑点があります。和名は「書き付け花」で、花の色を布にこすりつけて染める行事がもとになり、花名となったとされます。 それほど紫の濃いものです。 ノハナショウブ(Iris.ensata v.spontanea) 花菖蒲の原種。野生種ですが、ほとん見られなくなりました。各地の自然保護区域など。富士山、長野県、問うh所クリック。 高さ40-80cmの花茎の先にアヤメより大型の赤紫色の花を開きます。垂れ下がった3枚の外花被片(がいかひへん)の基部は黄色。内花被片は小型で直立します。葉は剣状で長さ幅ともアヤメくらいです。 ハナショウブ(Iris ensata)別名:ショウブ(菖蒲) ハナショウブはアヤメ科アヤメ属の一種で、日本に自生するノハナショウブから改良された園芸種であり、古くから鑑賞用に栽培されてきました。園芸品種は多数あり、江戸系、肥後系、伊勢系などの系統に分かれています。 ハナショウブは花が大きいことや,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるでしょう。 キショウブ(Iris pseudacorus) ヨーロッパ原産の多年草で明治の中ごろ渡来。生育力が旺盛なので日本各地の湿地、池、水田のわきなどに野生化しています。 特徴・・葉は60-100cmの剣状で、中央の脈が隆起します。花は鮮やかな黄色。3枚の外花被片(がいかひへん)は大型の広卵形で先が垂れ、小形の3枚の内花被片は直立します。八重花や乳白色花などの園芸種があります。 |